氏ムシメカウントダウン

ムシメの今一番したいことは何でしょうか?
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先生の心の声を聴け

12/5  ひらすらしんどい日々でした

                  

今回の日記も、あいもかわらず愚痴と泣き言だらけなので

こんなどうしようもない人間に、思わずこのネクタイを付けてしまいたいって


自分のことながら思ってしまいますよ・・・・・・・



本当・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



大変としかいいようのない日々でした。




今回は、やっと2回目だし、同じ学校からお友達も来てくれる訳だから
ひたすら孤独との戦いだった前回よりも、だいぶ精神面でも気力面でも
楽かな、と思っていたけれども全然違っていた・・・・・・・


働くごとにこみ上げる脱力感、緊張感、不安感、疲労感・・・・・・・・・・


その思いとの戦いでした。



なんてったって、6日で44Pを完成させる仕事ってのは楽なはずもなく・・・


それ自体の仕事量というのは覚悟していたのですが、職場全体にある閉塞感というか・・・



仕事中はひたすら作業音と・・・・・・・


テレビの音
(これがまた沈んだ思いに拍車をかける!本当に心の毒になってしまう・・・
 自殺ニュースとか暗い話題が唯一の救いだった)


基本、漫画家の先生と職場の人たちとしか会話もしない、顔も合わせない
本当に閉鎖的で、それこそ例えるなれば刑務所・・・・・・・


寝て起きて、あとの時間はひたすら作業


まさにそんな感じの生活で、一緒に行った子も身体に異常をきたして
お互いボロボロになっていくさまを、必死にフォローしあってなんとかした感じ。



アシスタントの皆さんは、たいがい良い人だったのが支えだけれども
同じ部屋になった40代の人は、家庭もあるのに帰れないわけだから
ストレスがすごいらしく、些細な事で文句つけられ、そのことがますます辛くなり
部屋にいずらくなり、そんな日は夜中の公園で涙を流して何時間も時間をもてあます・・・


自分の時間、空間が公園にしかないって、本当に全てから見放された気分になります。


そんな時、皆さんから頂いたコメント



読むことだけは出来ていたので、返事が出来ないのは心苦しかったのですが
本当に支えになりました。ありがとうございます。


重い想いを抱えても、ノートPC持って行ってよかったな、と思います。
(通信料が怖いっちゃ)



でね。。。。。。。。



仕事の話題に戻ると、これまた本当に、北朝鮮・・・・・・・・
(ちょっと言いすぎかもだけど)



基本的に、先生が何をしろってのを、言ってくれないのが、一番辛かった



いきなりほぼ白紙のコマの切れ端を渡されて(肉筆日記のような感じ)


「何すんの???」


って一緒に行った子ともどもただ困惑していたら

アシスタントの人

「あのさ、前後のネームからコマの内容と処理だけ判断してやって!」


って言われて・・・・・・・・・・何のことやら



どうやら、先生は基本的に無口だから何も言わないみたいで、それでも前後列から判断して
その脳内にある思考みたいなのを読み取らねばならないらしい・・・・・・・



エエエエエエエエエエエーッ!?



って感じで、どうしようもない事態に狼狽しつつも、何とか前後の人のやってるカットとか
過去の単行本をひっくり返し、見にくくてほとんど何が書いてあるのかわからないようなネーム
(アシスタントさんに言わせればこれでも良いほう、これで充分らしい)
を何度も何度も読み返して・・・・・・・・


(きっとこの効果線だろう・・・・・・・・・・)

っていうのを見つけて書いて、震える手で原稿先生ンとこに持って行ったら

「いや・・・・・・・これ違う・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」






人生、終わった
(この時点で既に6時間くらい過ぎてる・・・・・・)


そのほかにも、先生はA型だし、潔癖症みたいなところもあったりして
原稿自体がガタガタなんだけれど、引いた線のコンマ.数ミリみたいな線の歪みとか
目視で見て殆どわからないようなトーンの線?みたいな所にまでリテイクを出して


それを直そうとして、逆に原稿汚したりする始末・・・・・・・


ついぞ見かねたアシスタントに人に、色々見せてもらったりして、教えてもらったりしたけど
そんな、ほとんどわからないですよ・・・・・・・・


うん・・・・うん・・・・・・・


と頷いてるだけで、殆どのことは、頭には入らないですよ(頭に体がついていけない・・)



ここくる手前、職場を知る人から


「あー・・・・そこの職場さ、1年持てば上等らしいよ」


といわれた、理由がわかった気がする・・・・・・・・・・・・・・・




そんなわけで、今回は先週の水曜日から始まって、延べ11日・・・・・・・・



ひたすら書くのと、罪滅ぼしのためにと頑張った雑用だけに明け暮れた毎日だったけど
なんか何もかもが嫌になってしまったよ・・・・・・



これから慣れて、ついていける気が全然しない・・・・・・・・



そんで、漫画業界のそういう部分みたいなのを沢山見てしまったり
ひたすら、テレビから流れる暗い見通し、情けないニュース見るたび


自分と重ね合わせて、こんな生きてる意味があるのかなぁ・・・辛いよ・・・よ思って


発作的に何度もパニック状態になって死にそうになるものの


硫化水素を持ってこなかった事を激しく後悔
(最悪の事態のため、胴着帯だけは持ってきてたけど・・・・)




とにかく、この暮らしには



自由も、時間も、ゆとりも、安らぎも、いやしも、幸せも、会話も



何もない・・・・・・・・・・・



全てが失われて、暗い暗い闇のどん底に突き落とされたような気持ちになりました



自分が甘えてる、弱いってのは



嫌ほどわかってる




でも今おもう事


それは唯一つ



全てが、夢だったら、悪い夢だったら

どんなにか幸せなのに・・・・・・・・・・・・・・・

12/6

身辺整理

12/8  あの日あの扉を開けていなければ・・・

                


てなわけで・・・・・・・・


一昨日あたりから、部屋のあらゆるものを排除して、更地にしてるわけなんですけれど



本当、この境地になってくると、自分が必要だと思ってたものの殆どがいらない物であることに
気が付いて、なんだか驚いてしまう・・・・・・



あんなに執着して、苦労して集めたフィギュア類、カード類


よくよく考えたらなにもかも必要ない。(買うまでが楽しいもんだ)



雑誌とか本も、売っても金にならないから面倒だけれどまとめて資源ごみだなぁ・・・



けど、唯一捨てるのが心苦しかったというか、見てて切なくなったのは
高校の頃に、漫画研究部のメンバーで作った同人誌もどきみたいなやつですか・・・


みんなで1ページくらい持ち寄って、コピーで作っただけなんだけれどね。



思えば、あの日、あの場で絵を描くことで、それで初めて人に絵を見てもらって
漫画だったり、イラストだったり、それを書く事の楽しさ知った。


自分はなんにも出来ない、将来ない駄目人間なわけで
人生はとっくに終わってしまってた。


でも、美術の授業だけは結構頑張っていたから、初めて明るい声をかけてもらったり
自分の存在価値とか、人生の目標みたいなのを、見つけることが出来たんだもんね。


それを仕事にしていけたら、自分の人生はやっと変わるんじゃないかと思って
ここまで来て見たんだけれども、やっぱりこの世の中甘くない。

一度負けたら二度と勝つことは出来ない社会ンなかで勝ち上がっていくことは
たいてい楽なことじゃないよなぁ・・・・・・・


自分には色々と欠けていたんだと思う。


「漫画を通じて人を喜ばせられる仕事をしていきたい」

って思っていたけれど、それを出来る人なんて、他に沢山いるんだから


そもそも存在価値が無かったのでしょう。(悲しい話です)



最初から叶わない夢だったのなら、見ないほうが幸せだった・・・?

そう思ったことも何度もあったけれど


でも、そんな高校の時からもう詰んでいてしまった人生。


こうしてここのblog通して沢山の素敵な方にあえて、いろいろな繋がりが出来て
(本人としては本気だったけど)漫画家ごっこできてよかったです。


今後もどうなるのか、正直なところわからないし、いつまで続けられるかという
そういう問題なんだけれど、その日が来るまではまた一生懸命、漫画も描き始めてますし
アップもできるように頑張っていきます。


本当に皆様ありがとうございます。いつもいつも、本当に感謝しています。