楽でクリエイティブな男

昔、東洋に楽でクリエイティブな男が居た。
男は来る日も来る日も植物の芽に水をやり続けた。
そんな事を続けて五年と九ヶ月が経過した日。
植物が突然成長し、楽でクリエイティブな花が咲いたかと思うと。
楽でクリエイティブな実をつけたではありませんか。
男がそれを一つもいで食べてみると。
屁が出た。
それほど美味しかったのだ。
男はその実を収穫して、その日は寝た。
翌朝目を覚まし成長した植物であるところの大木を見やると、また実がなっていた。
男はそれを収穫すると、西友で売った。
そんな事を繰り返しているうちに、男は裕福になったが、みるみる指の数が減っていった。
仕舞いにはドラえもんのような手になったが、本当にドラえもんのように、
ものがひっついたり、必要なときには生えてきたりしたので、気にしなかった。
そんな男の元にある日、手モデルの話が舞い込んできた。
どうせ、見せ物にされるのだろうと、男が思っていると。
そうではなく、神聖ドラえもん帝国で貴重な事例としてあがめ奉りたいと言うことだった。
それは、非常に楽でクリエイティブな事だなぁと、男は肘から先を、ロケットパンチのように吹き飛ばし。
勿論、手加減して発射し、差し出した。
肘から先がないと、さすがに不自由した。
トイレはウォッシュレットだから良いのだが、オナニーが出来なくなってしまったからだ。
男は軽くため息をついた後、畳にうつぶせになると、股間を軸に回転しだした
うっ
そう、男のため息は後始末に対してだった。
畳を定期的に、買い増した男は、その畳を使って、柔道場を開き、オリンピック選手を育てだした。
男は寝技が得意だったのだ。