もう一箇所、やっぱり引用しておく

「誰もが等しく幸福になるのは簡単です。人類の現実認識能力をまとめて狂わせてしまえばいいのですから。しかしそれは主観的幸福の集合体に過ぎません。お嬢さんが欲しているのは絶対的な価値観なのです。幸福には上限がない。しかし不幸には最下限があると彼女は計算しているのですよ。それが絶対的絶望です。単一の客観的不幸に陥って、ようやく人類は一つになるのだと考えているのです」

p.250/絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)

  • えっと、まぁ、同意。

現実認識能力を狂わせるというのは個人的には
ニートの働いたら負けと思ってるとか
働いたら負けと思ってるから、ニートは勝ち組なんですね
それは、己の現実認識能力を狂わせる代表的な例ですね
それにより、主観的な幸福をゲット出来るわけ

  • あと、このシーンで

まぁ、建御だけが壊れていない訳ですけど
読んでいて、あぁ俺は壊れているなと思った
勿論、実際その場に居合わせた俺は読んだ時と違う感想を抱くかも知れないけど
まぁ、哲学半黒だし
文学部にはいるような人間は変態ですからね
就職なんか、諦めていても普通ですね
逆に文学部で就職を考えている方が変人なんです

  • まぁ、俺はもう学生じゃないからその辺突っ張る必要性も薄すぎるんですけど