ブログ小説

二年塩組ときわ貴子
今日は雷の音で目を覚ました。
「最近雷が多いなー」
ドカーン
今のはお腹のゴロゴロ。なんと雷が怖くて
布団で粗相をしてしまいました。
「ロフトベッドなので大丈夫」
実際は何も大丈夫じゃない訳だが。
そんな訳で、私は自転車で旅に出ることにした。
西友で単二電池を買いに。
西友について、電池を手に取ると、電池が話しかけてきた。
「さっきはゴメンね」
何のことを言っているのか、私が不思議に思っていると。
「俺、さっきの雷」
なるほど、さっきの雷は今は電池に蓄えられていると。
そんな事があるのでしょうか。
粗相のことを思い出した私は、なんだかムシャクシャした。
周りをきょろきょろ確認して、パンツをベロッと、
そう、電池をお尻の穴に詰め込んだのです。
「ちょっと、なにをするんだ」
電池さんも驚いています。
「それに僕は二本組、君のアナルは」
終了。
その日から、変な形でうんもが出るようになった私は。
ソフトクリーム屋さんへと売られて行きました。
あれから五十年。
今日も
「おじさんチョコレート味のアイス」
「あいよ」
という声にほほえんでしまう、ソフトクリームをひる機械の
出口のパーツの妄想でした。