あとねー絶望系で俺が感銘が受けたのは

「あなたの願いとは何です?どうせ女にモテモテでチンチンの先が渇くヒマもないような毎日を送る、とか言う動物的な望みでしょう」
建御はすでに学習していた。こいつらのシモネタにいちいち反応していたらキリがない。だが、さすがに頭に来る。
「なんだと、この」
荒んだ声を遮ったのは、友人だった。
「そんなの疲れるだけだと思うよ」
杵築は建御の心の内を見透かしているように、
「やってみれば解るけど、毎日のようにやってればさすがに飽きるものだよ」
「なんだとぉ…この…」
声を弱める建御だったが、天使が追い打ちをかけるように反論する。
「人それぞれなのですよ。飽きない人だっているのです。あなたは好きなときに生身の美少女とセックス出来るからその様な淡泊な感想を述べるのです。童貞の頃を思い出してください。たぎる性欲に身を焦がされる時代があなたにもあったでしょう?」

p.184/絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)

「そなたはあの者と毎日やっておるのか」
「何を?」
「粘膜による接触だ」
「そうだね、してるよ」
「それは心地よいからか」
「それもあるね」
「それ以外に何があるというのだ」
「色々と、あるんだよ。他にも理由が」
「生殖のためか」
「まあね」
「我の見たところ、あの者はまだ受精できないはずだ。であれば労力の一切は無駄であろう」
「僕もそう思うよ。だから色々あるんだ。人間はどんな無駄なことにだって理由を作ることの出来る生き物だからね」
「そのようだな」

P.154/絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)

  • どーよ?

そして、読めば解るけど本当に杵築にとってセクロスは苦行なんだよね

  • 俺はどっちかというとまだたぎるような童貞期に居ますので(笑)

家とか車なんて要らないと割り切っても
その、煩悩は抜ききれない部分がどうしても残るわけで<ヒント:生身の美少女

  • 前の方に(・∀・)イイ!表現があったんだけど

まぁ、避妊した性行為って言うのは無駄なんだ!疲れるだけなんだ!と思えたら
めっけもんかなと

  • すげぇよ、俺来年三十なんだけど(^_^;)

弟子持ちなんですけど
この童貞力!

  • 厨房の頃は家に彼女呼んでヤルとき風呂の天井が汚くてどうしよう<結局リフォームしたのは去年だ

とか真剣に悶々としてたのに
ほんと、現役の中学生はこれ読んで、計画とか行動指針を改めてくれよな