超展開に吹いたww

rahoraho2008-11-01

「あれは園子が六歳で月探索のメンバーに選ばれた時」
「えっ飛行機じゃなくてロケット?」
みかかさんが頭を振る。
「発射されたロケットに飛行機が」
「まさかぶつかっちゃったの」
またまた頭を振ると。
「飛行機がロケットに恋をした」
なんじゃそらと当然思いましたが、流石に今回は黙って先を待ちます。
何も言わない私をみかかさんは目でチラッと確認すると話を続ける。
「その飛行機を操縦していたのが、ロケットに乗り遅れた園子だったのね」
う〜〜ん。
「それでどうなったんですか?ロケットに乗り換えられたの?」
「それが、高度が高くなると、ロウで塗り固められた飛行機の主翼が溶け出し、アマゾンに墜落したって訳」
「先輩は無事だったの?」
「奇跡的に無傷でね、そこからAmazonプライムで翌日月(ムーン)に配送されたんだけど、その時ダンボールに無理な姿勢で入っていた後遺症がね…今でも」と、首をさすりながら先輩が苦虫をかみつぶすように。
「視力が落ちちゃって」あはは。
ダンボールの中で本読むからだよ」とイクルミちゃんが、めっと怒る。
「暇だったんだからしょうがないじゃん。それに、アマゾンのダンボールの中だよ?そこで本を読まないでどうするみたいな」
この人本当に飛行機恐怖症なんだろうか。私は心配するのがアホらしくなった。
そんな訳で、私とイクルミちゃんは二人、羽田空港より北海道目指し機上の人となったのだった。

自分で忘れてた
でも、無理はないよね(^_^;