感動した

 31日は退去期限だった。563世帯、1765人が暮らした長岡市の陽光台仮設住宅。最後まで残った3世帯のうち、2世帯は30日夜から31日朝にかけて退去し、地震時に山古志村長だった長島忠美衆院議員の1世帯だけとなっていた。

 住民が退去するのを見届けた長島議員は「全村避難して、住民をここに連れてきたのはわたし。これが自分なりの責任の取り方」と話し、15センチの積雪の中、仮設住宅を後にした。