ふかがわばすたーず・あらすじ

やべぇ、一枚にするところ二枚にしちゃった(^_^;書き直しだ

梗概

高田馬場ブルセラショップ”ブルマオフ”の看板娘である哲子は、制服の買い取りを使命に高校の入学式へと向かう。
しかし、入学したのは学校だけではなく東陽町をフカガワから解放する事を目的とする、秘密結社”ポリ容器置き場”へも日を同じく入団してしまう。
 早速支給されたケータイ電話型端末を駆使して、フカガワとの戦い方やアジト内部での仕事などを研修する日々が続く。
 ある日哲子は先輩とフカガワの東陽町支配の拠点であるフカガワ高校の破壊任務に就く。その任務の遂行中爆発に巻き込まれた哲子と先輩は、敵である菊池姉妹共々昭和44年の東陽町にタイムトラベルしてしまった。
そのタイムトラベルは、不慮の爆発により先輩のケータイが誤作動を起こし、かねてより先輩が行ってみたかった時代へと飛ばされたのだった。
先輩が見たかったのは地下鉄東西線東陽町延伸の日。この日東陽町は近隣の町を吸収し、現在の東陽町へとエリアを拡大する。
 二人はいきなりの過去にとまどい寝る場所にも困る有様だが、哲子が漫画で読んだというマンガロードの事を思い出し、森下の須賀さんの家に泊めてもらう。
翌日、現代に戻るために一緒にタイムトラベルしてきた菊池姉妹を殲滅した二人は、イベントを起こすべく都電を利用した帰還作戦を実行に移す。
 ポリ容器置き場の一員になった哲子は、敵の黒幕が自分の失踪した母ではないかと気がつく。
哲子の実家に母の調査をしにアジトの面々で押しかけ、哲子の両親のなれそめを聞き、写真も確保したみかかは、哲子と園子が過去に飛ばされている間に、データを元に作り上げた仮想人格との対話によってある秘密に気づいた。
その時、手薄なアジトにフカガワが大群で押しかけてくる。
みかかは、そこで謎の投降をして、敵の軍門に下ってしまう。
 過去から帰ってきた園子と哲子の二人は、アジトの惨状に驚き、そこでスクラップにされていたイクルミを回収し、木場病院地下の園子の秘密のラボに移動する。
そこは、イクルミのメンテナンスも行っている、秘密基地なのだが、そこで、イクルミの体を調達した一行は、みかかの穴を埋めるべくアンドロイドのみみかを誕生させた。
 敵に下ったみかかの進言であろうか、フカガワとポリ容器置き場は突然木場の角乗りで決着を付ける事になる。その勝負はコスプレをして行われ、コスプレの審査と角乗りの勝負が同時に行われ、角乗りが優先されるものの、結果が引き分けの場合にはコスプレで勝負が決するというルール。結果、大将の哲子が哲子の母を破り、角乗りの結果をイーブンに戻すと、コスプレ総合点ではポリ容器置き場が勝り、東陽町はフカガワから解放された。哲子の母は哲子との勝負に敗れたものの、哲子は現役女子高生なんだから、制服を着てもコスプレじゃないからママさんの勝ちという理論で、自信を取り戻し、哲子のブルセラショップも母を加えた三人でまたやっていけるようになる。
 東陽町を解放したポリ容器置き場はやる事が無くなり、みかかの実家であるパナソニックのお店を手伝わされそうになるが、それは嫌なので北海道の深川市東陽町化することにする。先輩・園子は大の飛行機嫌いで、今回の任務には哲子とイクルミが当たる事となる。が、飛行機が嫌いなのは方便で、実はその間にアンドロイドの元になる卵をみかかが産む。その介添え、卵の回収を園子が行っていた。深川市に着いた二人は、そこが都会基準で既に滅んでいる事を報告し、東陽町を建設する事だけして任務を完了する。 ある日、江東ゼロメートル地帯にある地下のアジトを水攻めにしようとフカガワが荒川のスーパー堤防を決壊させた。しかし、実はアジトは地下に埋まった潜水艦であったので、大丈夫だったばかりか、巨大ロボで潜水艦をバットに見立ててフカガワの東陽町支配のシンボルであるフカガワ郵便局をボッコボコにした。
 巨大ロボは南砂二丁目団地が実はそうだった。ロボのメンテナンスに訪れた哲子は、あれよあれよという感じで、ロボに乗せられると、不慣れな操作に錯乱し、大空へと飛び立ってしまう。しかし、当然着陸法など知るよしもない哲子であるが。あっという間に燃料がつきて墜落。そして、みかかと園子が導き出した選択は四ツ目通りへと巨大ロボを強行着陸させる事だった。四ツ目通りは主にフカガワ高校の向かい側がめちゃめちゃに壊れたが、そこは都市計画で道が広げられる予定地であったので、全然壊しても減っちゃらであったのだ。
 最後に、ポリ容器置き場に寝耳に水な事件が巻き起こる。高知の東洋町が核廃棄物の採取処理地に立候補したのだ。その高知の東洋町は昔園子が筏ハウスで放浪していた時に町を作りたいので商人を一人連れてきてくれと頼まれ、それに応じてイクルミのクローンを一人連れて行って出来た東洋町だった。連れて行かれたイクルミは最初、当初の性能をぼけぼけっと発揮していただけだったが、ある日頭を強打し、それまでの記憶を無くし、頭脳もずば抜けて優秀となり、東洋町の町長になっていた。その頭脳明晰な町長が町のために誘致に立候補したのだが、東陽町よりも東洋町が目立つのは困る。そこで、ポリ容器置き場の面々は誘致に反対するべく高知へと飛んだ。反対派に合流しようとすると町長クリソツなイクルミは追い出される。哲子も一緒に追い出された。哲子とイクルミは町長の家でお婆さんにその夜お世話になる。翌日役場に向かい町長を説得しようとすると、園子達が押しかけ、町長と誘致をかけた、サーフィン対決を行い、その結果で誘致するかしないか白黒付ける事になる。サーフィンにはイクルミが出場し勝利を収めた。